青森の新電力にメリットはあるの? 青森でも電気代を安くできます! リスクもほぼなし!

「新電力・電力自由化ってなに?」
「青森でも電気代を安くできるの? メリットはある?」
「どれくらい安くなるの?」
「手続きがめんどくさそう」
「停電しやすくなったりリスクがあるんじゃないの?」

あなたもこういう疑問をもっているのではないでしょうか? 

結論から言うと、 
青森県内でも、電気代を削減できています
・ほとんどの場合、簡単な手続きで電気代が安くなります。 
停電のリスクは変わりませんし、仮に停電してもこれまでどおり、東京電力や東北電力などの旧電力会社が対応します。
供給する電気の質は変わらないため、使用する電化製品に不具合が起こりやすくなることもありません。 
・契約した会社が倒産しても、そのまま旧電力会社の電力が供給されるので、電気が使えなくなることはありません。

この記事では、電力自由化のメリットデメリットについて、わかりやすく解説していきます。

「新電力」「電力自由化」って実際どうなの?

2016年4月、電力全面自由化が始まり一般家庭や小規模な事業所でも使う電気を自由に選べるようになりました。 
しかし、
・なんか聞いたことがあるけど、詳しくは知らない・・・ 
・電気代が安くなるらしいけど、本当なの? 
こう思っている方がほとんどではないでしょうか? 

事実、経済産業省の2017年7月7日の発表では、 
全国で4.7% 東北で1.9%しか新電力に切り替わっていません。
*経済産業省 資源エネルギー庁 電力小売全面自由化の進捗状況 2017年7月7日のデータhttp://www.meti.go.jp/committee/sougouenergy/denryoku_gas/denryoku_gas_kihon/pdf/004_03_00.pdf

このようにまだまだ、新電力を使っている人は少ないのが実情です。 
特に都会の方がより速く切り替わっていくことを考えると、東北でも最北に位置する青森県では、もっと低い数値になると予想されます。

「それって新電力に切り替えてもメリットないからじゃないの?」
と思うかもしれません。 
実際どうなのでしょうか? 

家庭も事業所も電気代を安くできる。

これまでは電気を使うとなると、東京電力や東北電力などの旧電力会社を使うしかありませんでした。
しかし、2016年4月に電力全面自由化が始まったことで、使う電気を様々な企業から選ぶことができるようになったのです。 
そのおかげで価格も自由、料金プランも自由となり電気の価格競争が本格的に始まりました。 

2017年6月時点で400以上もの企業が電気の小売りに参入してきました。 
*経済産業省 資源エネルギー庁 電力小売全面自由化の進捗状況 2017年7月7日のデータhttp://www.meti.go.jp/committee/sougouenergy/denryoku_gas/denryoku_gas_kihon/pdf/004_03_00.pdf 

こうなると東京電力や東北電力も、400個もの会社と競争しなければならず、お客さんにとっては400社のうちの1社にすぎません。

この中には、
・とにかく電気料金の安さにこだわる会社
ポイント還元でお得さをアピールする会社
・ガスやスマホとのセットなど、お得な料金プラン用意する会社 
・節電したい方のために、電気使用量が見えるサービスを用意している会社 
・太陽光や風力など、再生可能エネルギーで発電した電力を供給する会社
・地元にこだわる会社

など様々な特色をもった会社が、お客様に選んでいただくために競争しています。

なんで安くなるの?

それは旧電力会社の独占が終わり「競争」が始まったからです。 

例えばスマホ業界をイメージすると、昔はdocomo、au、softbankの3社からしか選べず、
価格も6000円~1万円など、毎月の家計を圧迫していました。 
ですが最近では、上記3社以外の企業が多く参入し、格安スマホも登場。 
競争が激しくなったことにより、価格が大幅に下がり、今までと同じような使い方でも、月2000~4000円程度におさまるようになりました。

競争が始まれば、「競合より安くしなければ!」「競合より優れたサービスを提供しなければ!」と、より優れたサービスを提供するために各社がより努力をするようになります。 

各社の競争が激化して、より努力するようになれば、
技術の向上、新しいサービスの誕生、よりお金のかからない販売方法の誕生など、より安価で優れたサービスを提供してくれるようになります。

今までは、東京電力や東北電力等の旧電力会社からしか買えなかった電力も、400以上の企業が参入してきたことで競争が始まり、安価で優れたサービスが登場し、自由に選べるようになりました。

青森県でも、様々な会社から使う電力を選ぶことができ、電気代を削減している方がたくさんいます。

どれくらい安くなるの?

これはおおよその数字ですが、 
一般家庭で1~5%程度 
事業所で1~10%程度 
くらいが相場です。 
(この数字は何かのデータではなく、筆者が業界をリサーチした結果です) 

青森県民エナジーの場合は、
法人・事業所で最大15%ほど 平均で4%ほど *1
個人の場合は従量料金から3%オフ(青森県民生協との契約になります。)
となっております。
*1 2018年4月30日時点で弊社と契約している事業所様(従量電灯B以外)の、契約前の価格設定と契約後の価格設定を比較しての割引率です。

弊社のお客様は現在青森県内のみですので、青森県の方々にも電気代を削減していただいております。

また、ご家庭の場合は「新電力の価格設定」で値段がほぼ決まりますが、
法人や事業者様の割引率は「新電力の価格設定」よりも、
電気の使い方」によって変わってきます。 

1年間を通じて、同じくらい使い続けている場合はあまり安くならない傾向にあります。
(例:総合病院のように24時間365日、電気を使い続ける施設など)
逆に、1時期だけいっぱい使って、他はほとんど使わないという場合は大幅に安くなる傾向にあります。
(例:スキー場のように、冬場だけ使って、他はほとんど使わないような施設など)

裏はないの?

ただ、競争が始まって安くなっただけなので、基本的に利用者が気にしなければならない裏事情のようなものはありません。

ですが、気をつけた方がいいものとして、稀に「違約金」が発生する電力会社も存在します。 
スマホの契約は2年以内に解約すると違約金がかかる場合がほとんどだと思いますが、
新電力に切り替える際に、稀に解約時の違約金が設定されている場合があります。

そこは十分に確認してから、選んでください。
*青森県民エナジーは違約金・解約金は一切ありませんので、ご安心ください。

手続きは面倒じゃないの?

手続きはとても簡単です。 

もちろん会社によりますが基本的に、
・一般家庭の場合
申込書と、支払い方法の書類を書くだけです。
・事業所の場合 
過去の検針票を使って見積もり

合意したら申込書と、支払い方法の書類を書くだけ
このような流れになります。 

ガスとのセットなどの場合は、もう少し複雑な手続きになると思いますので、
確認してみてください。

また、スマートメーターがまだ設置されていない場合は、切り替えの際に工事が行われます。 工事費は無料ですし、手続きも不要です。 稀に工事中に20分程度電気を止める場合があります。

リスクはないの?

どの発電所で発電しようと、供給される電気の質は変わりません。 

ですので、電力会社に変えたからといって、電化製品等に不具合が起こりやすくなることもありませんし、送配電網の保守管理は東北電力などの旧電力会社のままなので、停電のリスクも変わりません

仮に停電してしまってもこれまでどおり、東京電力や東北電力等の旧電力会社が対応します。

また、仮に契約した会社が倒産しても、そのまま旧電力会社の電力が供給されるので、電気が使えなくなることはありません。

私も切り替えられるの?

2016年4月より電力全面自由化が始まったことで、全てのご家庭や事業所で電気を変えられるようになりました。

アパートやマンションでも部屋ごとに、好きな会社と契約できます。 
例えば101号室はA社、102号室ではB社など同じ建物でも、部屋によって契約している電力会社が違うケースも増えていくでしょう。 
ですが稀に、部屋単位でなく建物単位で電力会社と契約している場合があります。
その場合は、自分の部屋だけ切り替えるということはできません。 

まとめ

ほとんどの場合、
電気代を安くできるし、青森でも安くなっている
手続きは簡単
リスクは実質ない
ということを理解していただけたと思います。

まだまだ、新電力が広まっていないのは、
「電気代を安くできる」ということが、まだまだ認知されていないということが一つの要因でしょう。

この記事を読んで、電気代を削減できることを知ったあなたは是非、電気の切り替えを検討してみてはいかがでしょうか?

青森県民エナジーでも、多くの方の電気代を削減させていただいておりますので、是非お気軽にお問い合わせください!