日本で最も美しい村を目指す、青森県佐井村（樋口秀視村長、人口1,930人）と県内初の地元資本100％の地域新電力、青森県民エナジー㈱は、このたび、日本一の美しい村実現を目指した「協力連携協定」を9月30日に結ぶことになりました。
佐井村は、“将来にわたって美しい地域づくりを行い、地域の活性化と自立を住民自らの手で推進することを目指す「日本で最も美しい村」連合（https://utsukushii-mura.jp/）に加盟し活動を続けてきましたが、今回の地元の地域新電力との協力連携による自治体新電力設立で実現を加速したいと考えています。
一方、青森県民エナジー㈱は、青森県産の電気によるエネルギーの地産地消や地域貢献型の料金プラン（子育てプランなど）の提案などを進めてきました。今年は、県内22か所の子ども食堂への寄付（総額110万円）や八戸市に新たにできたスポーツ施設「FLAT HACHINOHE」のスポンサーになるなど、エネルギーに限らず、広くの地域活性化に取り組んでいます。
地元青森への地域貢献などの目的が一致して、今回の協定締結に至りました。
9月30日に締結する「協力連携協定」は、日本で最も美しい村を実現するための多様なプラン作りや農業、漁業など地元産業の拡充、エネルギーの地産地消による地域の経済循環、SDGsの取り組みなど多岐にわたる内容になっています。
これ等の取り組みを現実化させるための推進役として、佐井村と青森県民エナジーの共同出資による自治体新電力を設立することになりました。青森県では、自治体が出資をする初めての新電力です。佐井村では、新電力の収益なども使いながら、美しい村と同時に地方版総合戦略に掲げる政策の実現も図りたい考えです。
また、美しい村実現プロジェクトの第一弾としては、佐井村が始めたホップの生産と八戸市のカネク醸造（八戸市鮫町小沢２６−２３）での地ビール造りコラボで、青森県民エナジーが仲介して両者の協議がすでにスタートしています。早ければ、来年初頭に、「佐井村のホップ＋八戸の地ビール工場」の組み合わせで、最初の純青森県産の地ビールが生まれることになります。
◎記者発表の概要
記者発表予定日時：2020年9月30日 11:30より
記者発表予定場所：佐井村役場 村長室
◎発表者
佐井村：村長 樋口秀視
青森県民エナジー株式会社：代表取締役 富岡敏夫
【基本データ】
○青森県民エナジー株式会社（八戸市、代表取締役：富岡敏夫）
出資者：未来エナジーホールディングス株式会社、青森県民生活協同組合
【問い合わせ先】
○青森県民エナジー株式会社：0178-38-0073
担当者（富岡） 080-9257-5240
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